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高齢者が地域社会で安心して暮らせる仕組みを―国交省がフォーラム(医療介護CBニュース)

 国土交通省は3月29日、「高齢者『いき〜iki』まちづくりフォーラム」を東京都内で開いた。疲弊や空洞化などの課題が顕著になってきたとされる地域の中心市街地で、高齢者が安心して居住できる体制の構築に向けた取り組みが各講演者から紹介された。

 兵庫県の社会福祉法人「きらくえん」の市川禮子理事長は、「地域に根差すノーマライゼーションの取り組み」と題して講演。同法人が運営する特別養護老人ホーム「あしや喜楽苑」(芦屋市)では、「福祉は文化」を標榜。地域交流スペースを作り、絵画のギャラリーや、ジャズやクラシックのコンサートを催すなどしており、1か月間で延べ4000人の地域住民が訪れるという。市川氏は「特養が明るく華やかで、楽しいところでないと地域の文化の拠点になれない」と指摘した。また、「けま喜楽苑」(尼崎市)では、入所者と共に市街地の居酒屋や百貨店などに外出することがあると紹介し、「(入所者が)わたしたちと同じことをしないといけない。そうしないと地域も特養に目を向けてくれない。単にケアを受ける場ではなく、本当の生活に戻っていく場にしなければならない」と訴えた。

 また、蝦名大也釧路市長は、郊外に住む高齢者らが安心して暮らせる中心市街地の住まいとコミュニティーの再生を目指す「釧路市ライフケアビレッジ構想」について報告。地域の建物を活用した「共同生活型高齢者住宅」での共同生活の実現を支援したり、地域住民やNPO法人などが交流の場を設置し、見守りや生活援助などを展開したりする仕組みを紹介した。

 このほか北大大学院の越澤明教授は、高齢者が中心商店街に住み、安心して買い物ができるような街づくり政策の必要性を指摘した。

■2025年、介護施設は「特別な住居」に?―厚労省・三輪審議官
 厚生労働省の三輪和夫大臣官房審議官は、「介護保険制度の課題と展望」と題して講演した中で、日常生活圏域で生活支援サービスが適切に提供される「地域包括ケアシステム」について説明。現状については、「人がケアに合わせるしくみ」と述べ、利用者が心身の状態に応じて、施設を転々としなければならないと指摘。これに対し、「厚労省として決めているわけではなく、議論の紹介」と前置きした上で、2025年のケアの在り方として、高齢者が住む場所を変更することなく、必要なサービスが「外付け」で提供される「ケアを人に合わせるしくみ」を目指すべきと主張。介護保険施設については、特定の機能を持つ一部の施設を除いて「特別な住居」になるとした。


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殺害女性のおいを逮捕=カードで現金、窃盗容疑−兵庫県警(時事通信)

 兵庫県三田市弥生が丘の自宅で無職大下タヨリさん(84)が殺害されているのが見つかった事件で、県警捜査1課などは31日、大下さんのキャッシュカードで不正に現金を引き出したとして、神戸市兵庫区駅南通、無職山本学容疑者(47)を窃盗容疑で逮捕した。同容疑者は大下さんのおいで遺体の第一発見者。2人にトラブルがあったといい、同課は死亡についても事情を知っている可能性があるとみて調べる。
 同課によると、「伯母に引き出しを頼まれた」と、窃盗容疑を否認している。 

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開業まで2年、早くも観光名所…スカイツリー(読売新聞)

 東京都墨田区押上の「東京スカイツリー」の建設現場には、29日、国内で最も高い建築物となる瞬間に立ち会おうと多くの見物人が詰めかけた。

 旅行会社や近くのホテルなどは建設中にもかかわらず、スカイツリーを商機ととらえて動き出している。

 開業まで2年近くを残し、新タワーは早くも観光名所として注目が集まる。

 ◆建設現場◆

 スカイツリーを間近で見られる2か所の橋には、朝から熱心な“ファン”数十人が集まった。

 午前10時25分頃、現場に掲示されている高さ表示が「338メートル」に切り替わると、「変わった。変わった」と歓声が上がった。息子の結婚式帰りに立ち寄った北海道函館市の藤村祐悦さん(65)は「日本でこれだけの建造物が造れることを誇りに思う。不況で暗い中、明るいニュース。完成したらまた来たい」と笑顔を浮かべた。

 週末になると、2か所の橋は数千人の見物人であふれ返る。裏道に都外ナンバーの車が進入し、住民の通行の妨げになったり、写真撮影でマンションの非常階段に無断で上がったりするなど苦情も出ている。

 ◆ツアー◆

 「今しか見ることのできない建設途中の東京スカイツリー!」。今月15日、九州の新聞に阪急交通社の広告が掲載された。同社は2月から「知的好奇心を満たすツアーにツリーはぴったり」(阪急阪神交通社ホールディングス)と、国会議事堂などと合わせたツアーを組む。週1〜2回の福岡発は好評で1000人以上を集客。担当者は「予定を変更して6月以降も続けたい」と張り切っている。

 東京観光の定番・はとバスも今月から、土曜日に近くに立ち寄るコースを設定。定員40人を超える申し込みが続き、同社は「完成すれば見られない今に価値を見いだしている」と話す。

 ◆ホテル◆

 近隣ホテルでは、スカイツリーの眺望を売りにしたビジネスに力を入れ始めた。

 約1・4キロ南の東武ホテルレバント東京(墨田区)。24階ラウンジで今月12日、結婚式が開かれた。同ホテルは2月以降、ツリーがよく見えるラウンジを利用した挙式プランをPR。友人らと記念撮影をしていた新郎の杉山裕樹さん(28)(千葉県船橋市)は「ツリーのように明るい家庭を築きたい」と顔をほころばせた。

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